流行語と選挙
ふと、思った。
流行語大賞に意味はあるのか?
今年の流行語大賞に選ばれたのは、日本中を熱狂させたラグビー日本代表の「ONE TEAM」であった。
自分もこの言葉が大賞に選ばれるのは納得である。
しかし、待てよと。
ノミネート前の段階で、確か2位にランクインした言葉が消されているではないか。
そう、「上級国民」である。
ことの発端は、今年4月、東京・池袋で旧通産省工業技術院の元院長、飯塚孝三が運転していた車が暴走し、11人が死傷、親子二人が亡くなった事件だ。
これは事故ではなく事件である。
一般人ならどうであろう?過失運転致死傷罪で即現行犯逮捕だ。
それがこの場合はなんだ。逮捕もされず、今年の11月にやっと警察が動いたと思えば、書類送検。終了。
ニュースを見て目を疑った。
ネット上では相次いで批判の声が。
当然であろう。
人を二人殺しておいて、起訴はおろか、逮捕もされない。
いわゆる上級国民だったからである。
上級国民ならば逮捕されないのか、そうなのか。
元院長といえど、今は一般人だ。
日本の警察も落ちたな。
とまあ愚痴はこの辺にしておこう。
つまり自分が言いたいことは、日本は「それだけ国民の意見が反映されない国」ということだ。(少し強引すぎだが...)
今回の件は、闇の力によってもみ消されたのだろう。
若い人は選挙に行かない、政治家は有能とは言えない、上がりまくる税金、選挙に行く頭固い世代の意見ばかりが採用される。
それではこの国がどんどんおかしくなっていくだけだ。
数年前は「これからの日本は若者が引っぱていかなければ」などと言っていたくせに、何ら変わりはない。
それでいいのか?いや、よくない。
若者たちよ、今こそ立ち上がるとき...
※この文章はすべて主の主観によるものです。